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1型とともに歩む
同じ患者さんのためにチャレンジする患者さんや、
患者さんの頼れるパートナーを紹介します。

 

第3回 小学3年生NARUMIさん

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2025年7月に日本メドトロニック株式会社の全国の社員が集まる会議が東京でありました。メドトロニックでは、患者さんの話を直接お聞きする機会をとても大切にしています。私たちの製品がどのように患者さんの生活に寄り添えているのか、物語を通して日々の業務の先にある宝物を実感できる大切な時間です。今回NARUMIさんは、2000人を超える社員を前に堂々と作文を読み上げ、対談でもご家族とともに自分の考えを伝えてくれました。今回はその作文を動画でご紹介します。

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NARUMIさんは現在小学3年生。1型糖尿病を持つ患者さんとして、他の疾患を持つ大人の患者さんお二人とともに登壇されました。事前に広い会場を見ても「全然緊張していないよ」と控室の探検を楽しみ、緊張と不安がいっぱいの周囲の大人たちをよそに、前日観たミュージカルが楽しかったこと、インスリン治療をしながら学校でも楽しく過ごしていること、など次々とおしゃべりしてくれました。実は後日、その日は少し血糖が高めで「体はしっかり興奮していました」とお聞きましたが、そんな様子はまったく感じさせずに落ち着いて登壇されました。

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NARUMIさんは2歳の時に1型糖尿病と診断されました。当時は海外に住んでおり、不安を抱えながら病院を探したり治療を選択したり、家族で大変な日々を過ごされました。

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NARUMIさんは2歳の時に1型糖尿病と診断されました。当時は海外に住んでおり、不安を抱えながら病院を探したり治療を選択したり、家族で大変な日々を過ごされました。

患者から一人の人として成長する

対談パートではお母さんが発症当時を振り返りながら、以下のようにお話しされました。

1型糖尿病になった際は糖尿病を持つ「患者」でしたが、それからインスリンポンプ、CGMを導入して治療を続けることで糖尿病を持つ「人」になりました。糖尿病を持つことは今では娘にとってスペシャルな個性の一つです。

診断当初、真っ暗だった目の前も、今では糖尿病のおかげで今回のような機会をいただいたり、糖尿病サマーキャンプに参加させていただいたりと、娘にとって楽しく明るい未来が広がっています。

NARUMIさんからのメッセージ

NARUMIさんからのメッセージ動画

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