ご使用上の注意事項

インスリンポンプ療法の導入は、ポンプの設定・操作方法やアラーム対処法、注意事項を含め、この療法について、十分ご理解いただいてから始めてください。

 


1.少なくとも1日4回以上の血糖自己測定をしてください。
インスリンが確実に注入され、血糖がコントロールされていることを確認するため、少なくとも1日4回以上血糖自己測定をしてください。
注入セット交換2時間後とインスリンポンプの取り外し前後は必ず行ってください。

 


2.インスリンが確実に注入されているかを常にチェックしてください。
接続部の脱落や注入セットの屈曲・閉塞、薬液の漏れ、チューブ内の気泡がないことを確認し、インスリンが確実に注入されているかを常にチェックしてください。

チェック項目

  • 血糖自己測定(1日4回以上)
  • 接続部の脱落
  • 注入セットの曲がりや詰まり
  • インスリンの漏れ
  • チューブ内の気泡

 


3.緊急セット(インスリンペン型注射器など)を必ず携帯してください。
インスリンポンプによるインスリン注入が出来ない場合(故障、水没、落下、注入セットトラブルなどの緊急事態)に備え、他のインスリン注射手段(インスリンポンプ以外のインスリンペン型注入器やインスリン専用注射針)を必ず携帯してください。ご家族の方へも緊急セットの保管場所をお知らせください。



 


4.インスリンポンプは精密器械です。取り扱いには十分ご注意ください。
(落下・水没に注意し、高温・多湿などの環境下で保管しないこと。)


 


5.インスリンポンプ本体をX線、CTスキャン、MRIに通さないでください。
これらの検査を受ける場合は、インスリンポンプをカニューレから外してください。
※外す際に別室に移動する必要はなく検査場で取り外せます。
※一時停止を行った場合は必ず一時停止の解除・ポンプ再開をしてください。
X線、CTスキャン、MRIその他検査や治療を受ける場合はインスリンポンプを使用していることを医師や看護師、検査技師へお伝えください。


 


6.飛行機を利用するとき
他のインスリン注射手段(インスリンポンプ以外のインスリンペン型注入器やインスリン専用注射針)を必ず携帯してください。

セキュリティ検査には金属探知検査とX線ボディスキャナー検査があります。
国内 2013年7月現在、日本国内は全て金属探知検査です。
金属探知検査はインスリンポンプ装着のまま通過が可能です。
海外 金属探知検査とX線ボディスキャナー検査のどちらかが判断できないことが多いため、エアポート医療機器情報カードを提示して、下記に沿って対応してください。

  • @ポンプをカニューレから外してください
  • AポンプをX線ボディスキャナー検査および手荷物X線検査に通さないように依頼してください。
    英語でいうと… My inslin pump cannot go through X-rays.
  • B検査後はポンプを再度、装着してください。
    再装着後に血糖自己測定にて血糖に変動が無いかを確認してください。

 


7.飛行機や登山など気圧に変化が生じる場所へ行くとき
・こまめな血糖測定を心がけてください。
気圧の変化により、インスリンに溶け込んでいる泡が大きくなったり、一度大きくなった泡が消えたりします。これによりわずかですが、注入量が変化する可能性があります。また、普段とは異なる要因(運動量の変化、食事時間や内容、ストレス)も加わり、血糖値に影響が出る可能性があります。
・事前に主治医に相談してください。(補食や緊急対応の確認)

 


8.低血糖・高血糖など体調に異変があった場合、必ず医療機関へただちに連絡をしてください。
主治医から離れた場所へお出かけの際には、糖尿病カードなどご自身が糖尿病であることが証明できるものをご持参ください。

 


9.緊急事態の対処方法を予め主治医と決めておいてください。

下記のような場合は主治医へご連絡ください



パラダイム インスリンポンプ使い方に関する24時間サポートライン